2012年2月21日火曜日

石原慎太郎の新党構想

ついに、というか、やっと石原慎太郎が新党をブチ上げた。さすがに石原だけあって基本政策草案もかなり右よりである。防衛政策では憲法9条改正、軍隊を保有する。日米関係はさらに深化させて南西防衛(対中国?)を強化。核保有の検討をする、という。聞く人が聞けば心臓麻痺でも起しかねない内容だ。さらに皇室典範を改正し、男系存続を図り教育勅語まで作るという。うーん、このガチ保守主義、帝国主義はやはり石原慎太郎ならではだ。
その他、大選挙区制、首相公選制まで提案している。好き嫌いはともかくとして、白黒はハッキリしており、その主張は明快である。ただ、残念ながら遅きに失した感は否めない。若さは年齢ではないと言われるが、やはり若さは年齢の要素が大きい。テレビに映る石原は歩き方が明らかに老人だ。気力、体力に不安を感じる人間が多いのは仕方ないことである。ナベツネがどれほどの権勢をもっていたところで、おじいさんなのだ。
石原の場合、年齢とともに悪い意味での頑固さが現れてきているように感じるのである。唯我独尊、人の言うことを聞かない。そんなイメージだろうか?やはりタイミングを見誤ったというしかない。せめて周りを囲む人間が若手中心ならば老人イメージも払拭できるのだろうが、平沼氏や亀井氏ではますます負のイメージに拍車をかけることにならないか?
どうやら6月前後が解散時期だといわれている。しかし政治の世界は一寸先は闇である。このまま任期いっぱい解散しないとしたら、それでも石原新党は存在するのだろうか?

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